今田美桜。今年、最も“跳ねた”女優の一人だ。出演中の月9ドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系/毎週月曜21時)は、敏腕弁護士・甲斐正午(織田裕二)が天才フリーター・鈴木大輔(中島裕翔)とワケありのバディを組み、困難な訴訟を解決していく物語。鈴木保奈美、中村アン、新木優子と女優陣が脇を固める中、大輔に恋心を抱く幼なじみ・谷元砂里役の今田の存在感も大きい。昨秋の『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』以来2度目の月9だが、この1年で飛躍的に人気も知名度も上がった今田に、本作の見どころや身の周りに起きた変化、今後の展望などを聞いた。【写真】今田美桜、かわいい笑顔を見せるインタビューフォト集 『民衆の敵』では叶わぬ恋に落ちるコールガールという切ない役どころだったが、今回は正義感が強く真面目な妹キャラで、三角関係の恋に揺れ動く等身大の女の子を演じている。 「1年前と変わらず緊張しています。アメリカの大ヒットドラマが原作ということもありますし、私の演じる砂里はアメリカ版とは設定が違い妹役に変わっているので、その立場が変わったところを見せられたらなと思っています」。 砂里は、昔から大輔(中島)をトラブルに巻き込んできた悪友・谷元遊星(磯村勇斗)の妹で、中学時代から大輔を意識し、兄の悪事に巻き込まれないか心配してきた。大輔にとっては、経歴詐称し他人名義で弁護士になった秘密を打ち明けることができる唯一の存在だ。